余市ワイナリー訪問記(11)
Hasegawa Vineyard

今年で4年目を迎える「余市町感謝祭」。
2023年も、余市町のワイン産業そして余市町というまちを応援してくださっている寄附者のみなさまへ感謝の気持ちを込めて素晴らしいワインセットをご用意いたします。
「余市町のために」と、ご協力いただく、造り手のみなさんからお話を伺いました。

長谷川さんがヴィンヤードを始めるキッカケとなったのは、「ドメーヌ・モン」の山中敦生さんとの出会い。
農業やブドウ栽培に関する話を聞くうちに興味を持ち、気づけば余市町で就農していたそう。

「ブドウ作りは決して楽な仕事ではないけど、奥が深くて飽きることがないですね」と長谷川さん。「あの人が栽培するブドウは間違いない」といわれる先輩農家さんを目標にしています。

人と人の繋がりが大切と考えている長谷川さん。
将来、子供が戻ってくる場所を作ってあげることや、次世代の子供達から農業って楽しそうって感じてもらえるよう「明るく楽しく！自分らしい」ブドウ栽培に取り組み、未来へ繋げています。

こだわりが1つ、ブドウ栽培は「嘘のつけない仕事」と長谷川さん。「収量も、ブドウのクオリティも、日ごろの自分の行い全てが収穫時に表れる。だからこそ、日々真摯に向き合うことが大事だと思います」と語ってくれた。