余市ワイナリー訪問記(17)
Pur.
今年で5年目を迎える「余市町感謝祭」。
2024年も、余市町のワイン産業そして余市町というまちを応援してくださっている寄附者のみなさまへ感謝の気持ちを込めて素晴らしいワインセットをご用意いたします。
「余市町のために」と、ご協力いただく、造り手のみなさんからお話を伺いました。
シリパ岬や余市町を一望できる、山々に囲まれた仁木町の高台にあるPur.のヴィンヤード
「余市・仁木のワイナリーの中で一番高いんじゃないかな」と、支配人の稲沢さん。
普段は伊藤さんと新卒の佐藤さんの3人でぶどう畑の管理をしています。
佐藤さんは現在、余市町登地区にある山田堂で醸造の研修中です。
自然に囲まれた素晴らしい景色のぶどう畑ですが、北斜面で日当たりの問題や、粘土質で水はけがよくないなど、地理的に厳しい条件の中、工夫を凝らしながら、ぶどうを栽培しています。
きれいなぶどうを育て、ワインを作りたい
「ワイン作りは農業だと思っています。採ったぶどうをそのまんま絞って、何も足さずに出来上がるのはワインだけ。自分で見て美味しそうなぶどうで(ワインを)作るのが一番。」
近くヴィンヤードの上にワイナリーを併設する予定です。
「品質の高いピュアなブドウを創ることで、いいワインを作っていきたい」と、純な気持ちに満ちています。
今年は余市町の山田堂にてpur.の葡萄を醸造したワインを提供していただきました。