余市ワイナリー訪問記(10)
中井観光農園(ドメーヌ・ミズキナカイ)
2023年9月21日に余市町に新しいワイナリーが誕生しました。
ワイナリー名は「ドメーヌ ミズキ ナカイ」。
タカヒコで研修していた中井 瑞葵さんが立ち上げたワイナリーです。
中井 瑞葵さんは、余市の海や岬が見渡せる100年続く観光農園 中井観光農園の5代目。
約40年前から、ピノノワールなどのワイン専用種(Vitis Vinifera)を数ha規模で垣根栽培し、日本で最も長い経験と技術を持ったヴィニュロン一家です。
現在も、魅力あふれる6つのワイナリーにブドウを卸しています。
瑞葵さんは現在、ドメーヌ・タカヒコの研修生。
ドメーヌ・タカヒコ 曽我さんもこうコメントされています。
「日本で最も長い経験と技術を持ったヴィニュロン一家が、遂にワイナリーを設立した。これは、歴史あるヴィニュロン一家がひしめく余市にとって、本当に意味のあることで、この化学反応は、もう止められない。まだ、20代のヴィニュロンであるが、我々は、彼のお父さんやお爺さんから、様々な栽培技術を学んできた。
そして、ミズキの目指すワインは、どの世界のワインにも真似の出来ない、人々を感動させるロゼワイン。ロゼワインの世界に魅了され、世界では珍しい妥協しない高級ロゼワインを本気で造ろうとしている。日本人だからこそ表現できる味と香りの世界が、ロゼワインにはある。
この余市で、どんな驚きのワインが生まれてくるのか?本当に楽しみです。」
「ドメーヌ ミズキ ナカイ」のワインが飲める日を楽しみにしています!