余市ワイナリー訪問記(13)
高松亨さん

今年で4年目を迎える「余市町感謝祭」。
2023年も、余市町のワイン産業そして余市町というまちを応援してくださっている寄附者のみなさまへ感謝の気持ちを込めて素晴らしいワインセットをご用意いたします。
「余市町のために」と、ご協力いただく、造り手のみなさんからお話を伺いました。

バリスタから、ワインの道へ進み、最年少で世界最難関のソムリエの資格「マスターソムリエ」を取得した高松さん。

ソムリエとしての活動を考えていたが、自身の将来に思いを巡らせた時、
「サービスやディレクトールではなく、なによりもワインを造っていたい」と気づいたそう。

そこで、ドメーヌ・タカヒコの門を叩き、現在ブドウ栽培とワイン醸造の研修を行っています。

育てたい品種は一番好きだというシャルドネ。「シャルドネの魅力はシンプルゆえに生産者の個性がはっきり出るところ」「自分が初めて飲んで感動したワインもシャルドネだったので、ワインがわからない人にもその感動を届けたいです」と、高松さん。

作りたいイメージは「ワインだけで楽しめるワイン」。
「ワインが美味しくないと納得できない。何かと合わせなくても飲めるワインが理想ですね」と展望を語ってくれました。